夏の恐怖体験

鶴見営業所 石井所長

暑さもやや落ち着いて来ましたが皆さんは如何お過ごしでしょうか?
毎年夏に思い出す事があります。
わたしも以前には乗務員として、タクシー運転手をしていたのですが、その当時同僚だった人が体験した本当の話です。

その日同僚は大阪の梅田周辺を流していました。

サラリーマン風の方が手を上げられ、ご乗車いただくと「京都まで」とのこと。

高速道路を走行した後、一般道路に移行して目的地まで気持ち良くお送りさせていただきました。

帰路の途中、休憩がてら表に出て煙草を吸い、「午前2時過ぎか、そろそろ入庫の時間だな」と、車に戻り再びタクシーを走らせました。

すると大きな病院の前で手をあげている方がいらっしゃいました。

ご乗車いただくと、

「運転手さん、芦屋まで行って欲しいのですが、今お金は持っていません。家の前で降りて必ずお支払いしますのでお願いします」

とのこと。

同僚も少し考えたようですが、いかにもお金持ちのお嬢様といった雰囲気の方だったようで、お乗りいただいたそうです。

名神高速から阪神高速を乗り継ぎ、芦屋出口で降りた後は、女性の道案内通り走り、凄く立派な家の前で停止しました。
「運転手さん、遠い所まで、しかもお金がないのに、私を信用して下さいましてありがとうございました。今から家に入ってお金を取ってきますので領収書を書いて待っていて下さい」

そう言い残して女性は豪邸の中に入って行きました。
暫くすると電気が点灯したので、「ああ、家の中に入ったんだな」と安心して、領収書を作成して待っていました。

しかし、待てども待てども女性が出てくる様子がなかったので、インターフォンを押すと、お母様と思われる方が出てこられました。

同僚が事情を話すとみるみると顔色が変わっていき、「たった今京都の娘が入院している病院から電話があり、娘が息を引きとった…」と。

ぞっ…((((;゚Д゚)))))))

まだ暑さが残る時期ですが涼しく行こう。

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